監視設定の条件について

監視設定によるメトリックの状態判定では、
メトリックの5分間の集計値が設定した条件に合致するかの判定が行われます。
複数の条件を設定した場合、上のものが優先されます。

条件にはタイプが存在し、条件の設定項目には
全タイプ共通の設定項目タイプ固有の設定項目 があります。

全タイプ共通の設定項目

項目名 概要
条件一致時の状態名 条件を満たしたメトリックが遷移する状態の名前
アクション 条件を満たしたメトリックに対して発行されるアクション

タイプ固有の設定項目

タイプそれぞれの概要と固有の設定項目は以下の通りです。

"しきい値" タイプの設定項目

監視設定の条件にて しきい値 を選択すると、メトリックの集計値と設定した値(閾値)を静的に比較し判定します。

項目名 概要
演算子 メトリックの集計値と条件の値を比較するための演算子
メトリックの集計値と比較する値
値の種別 メトリックのデータの集計方法 (平均値/合計値/最大値/最小値)

例:

  • 演算子: >=
  • 値: 28
  • 値の種別: 平均値

とした場合、5分間のメトリックデータの平均値が28以上の場合、条件に適合します。

"死活監視" タイプの設定項目

監視設定の条件にて 死活監視 を選択すると、メトリックの投稿が途絶えたことを検出します。

項目名 概要
メトリック投稿が途絶えてから検知するまでの時間 メトリックのデータ投稿が途絶えたとする時間

例:

  • メトリック投稿が途絶えてから検知するまでの時間: 15分

とした場合、15分以上メトリックの投稿が途絶えると条件に適合します。

"異常検出" タイプの設定項目

監視設定の条件にて 異常検出 を選択すると、正規分布をベースとした値の異常判定が行われます。

項目名 概要
周期性 データの周期性の有無
平日/休日を区別する データ解析の際の平日/休日を区別する必要性の有無

また、データの周期性を あり とした場合は追加で以下の項目を設定する必要があります。

項目名 概要
周期 メトリックのデータの周期
集計間隔 値の近いデータが連続すると思われる時間の長さ

メトリックのデータは 周期 で設定した時間長の周期性をもつと仮定し、異常と判断するための閾値の算出が行われます。 閾値の算出の際、周期毎に繰り返される 集計間隔 で設定した時間幅の時間帯のデータが一つの正規分布に従うものとします。

また異常検出タイプでは、メトリック単位で感度を指定できます。
条件 に異常検出タイプの条件を追加すると、監視対象メトリック のメトリックそれぞれに 異常検出の設定 というボタンが現れます。このボタンから、感度を設定することができます。
感度は、値が小さいほど高く、大きいほど低くなります。学習データがある場合は判定閾値のプレビューが可能です。

例:

  • 周期性: あり
  • 平日/休日を区別する: チェックしない
  • 周期: 1週間
  • 集計間隔: 60分

とした場合、例えば、毎週月曜日の 00:00 〜 01:00 の時間帯のデータが同じ一つの正規分布に従うと仮定して、異常と判断するための閾値(上方閾値と下方閾値)を算出します。そして、その上方閾値以上または下方閾値以下の場合、条件に適合します。